ダウンタウンの松本人志がプレゼンターを務め、29日にシリーズ24回目の放送を迎えるフジテレビ系のトーク番組『人志松本のすべらない話』(21:00~23:10)のスピンオフ企画が25日26:20から放送され、お笑いコンビ・マテンロウのアントニーが出場権を獲得したことが明らかになった。
このスピンオフ企画『人志松本のすべらない話 真夜中のオーディション』は、厳選された若手芸人たちにオーディションであることは伏せ、飲み会中の様子を隠し撮りしながら、新たな人材を発掘するというもの。トークを引き出すMC役には、仲の良い構成作家を据え、飲み会の模様を千原ジュニア、小籔千豊、岡田圭右(ますだおかだ)、鈴木拓(ドランクドラゴン)がモニタリングしながら、出場者1名を決定した。
東京よしもと、大阪よしもと、人力舎、東京松竹から多数の芸人たちが参加し、久保田和靖(とろサーモン)、高橋健一(キングオブコメディ)、いなだなおき(アインシュタイン)、篠宮暁(オジンオズボーン)らを抑え、アントニーが見事に出場権を勝ち取った。アフリカ系アメリカ人の父と、日本人の母とのハーフで見た目は外国人にも関わらず、日本で育ったために英語が全く話せないというアントニー。今回、そんな彼でしか体験し得ない"すべらない話"が高い評価を受けた。
2004年に放送をスタートし、シリーズ24回目を迎える『人志松本のすべらない話』には、千原ジュニア、宮川大輔、ほっしゃん。、河本準一(次長課長)、ケンドーコバヤシ、兵動大樹(矢野・兵動)、小籔千豊ら常連メンバーのほか、昨年の「キングオブコント」覇者の小峠英二(バイきんぐ)、「THE MANZAI 2012」優勝の浜谷健司(ハマカーン)、大ブレイク中のキンタロー。が初出場。その中でアントニーがどのようなトークを展開するのか、注目が集まる。
同番組について「お笑い界のスターの方々が、他の番組では見せない緊張を見せながらも、絶対に面白い話をしてて、すごいなぁと思っていました」と語っていたアントニー。出場が決まった直後の心境を「最初に驚きで、その後に喜びがやってきて、次に恐怖を感じました」と吐露。「絶対にすべらないぞー!」と意気込みつつ、収録後は「すごく楽しかったです! もっともっと話したかったです! 絶対にまた出たいと思いました!」と興奮を抑えられない様子だった。