新入生のスマートフォン使用率は88.2%

近畿大学はこのほど、平成25年度新入生を対象に行った「スマートフォンとSNSの利用状況」に関する調査の結果を発表した。同調査は新入生6,383人(農・医・工学部を除く)を対象に、入学後に各学部で行われる新入生向けガイダンスや基礎ゼミの時間を用いて行ったもの。

新入生の88.2%がスマートフォンを使用

「スマートフォンの使用状況」は88.2%となり、大学入学時には大半の新入生がスマートフォンを保持していることがわかった。また、高校在学中から使用している割合で見ると58.8%となり、およそ6割の高校生が在学中に新しくスマートフォンを入手、使用を開始していた。

もっともよく利用するSNSは「LINE」

SNSを利用していない新入生は約1割

「もっとも利用するSNS」は、「LINE」が有効回答数の半分以上を占めた。以下「twitter」「facebook」が続いた。SNSを利用していない学生は約1割だった。

この結果について、同大学経営学部経営学科で「情報活用と問題解決」のゼミを担当する、鞆(とも)大輔准教授は、不特定多数とのコミュニケーションの場としてのSNS利用ではなく友人間の連絡手段としてSNSを利用している学生像が浮かび、開放的で社会的なつながりよりも、やや閉鎖的で知人中心のコミュニケーションを重視している学生が多いことがうかがえる、と分析している。詳細は「近畿大学のプレスリリース」で閲覧できる。