ASUS、UPSやQi規格のスマホ充電機能を搭載した変わり種デスクトップPC

ASUSTeK Computerは25日、第4世代Intel Core i7を搭載したデスクトップPC「M51AC」シリーズを発表した。搭載グラフィックスカードにより3モデルを用意。6月26日より順次発売し、価格はオープン。店頭予想価格は99,800円より。


「M51AC」シリーズ	「M51AC-JP005S」はスマホの充電が可能なワイヤレスチャージャーを搭載

M51AC-JP005S

「M51AC-JP005S」は、第4世代Intel Core i7-4770を搭載するデスクトップPC。7月中旬に発売し、店頭予想価格は139,800円。グラフィックスにNVIDIA GeForce GTX 650を搭載し、動画編集やゲームなどに力を発揮する。独自のオーディオテクノロジー「ASUS SonicMaster」を搭載し、WHQL認定基準より43%ノイズを低減している。

UPSと大容量モバイルチャージャーを1つに統合した「ASUSパワーパック」を搭載。停電などが起きた場合に自動でスリープモードに移行し、データを保護。モバイルチャージャーは6,000mWhのバッテリを内蔵する。

さらに、Qi(チー)規格に準拠したワイヤレスチャージャーも搭載し、対応スマートフォンやタブレット端末をトレイに置くだけで、充電が可能になっている。そのほか、通常のUSB 3.0ポートよりも50%高速に充電できる「Ai Charger」、5つのオーディオモードを備える「AudioWizard」、詳細なオーディオコントロールが可能な「MAXXAUDIO Master」などを搭載する。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4770(3.4GHz)、チップセットがIntel H87 Express、メモリがPC3-12800 16GB(最大32GB)、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 650。OSはWindows 8 64bit。

主なインタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、USB 3.0×6()、USB 2.0×4、HDMI×1、DVI-D×1、D-sub×1、PS/2×1、ヘッドホン出力/マイク入力、8チャンネルオーディオ入出力、SPDIF出力など。本体サイズはW175×D400×H420mm、重量は約9kg。

M51AC-JP006S

「M51AC-JP006S」は、グラフィックスにNVIDIA GeForce GT 640を搭載するモデル。7月中旬に発売し、店頭予想価格は119,800円。グラフィックス以外の相違点は、光学ドライブがDVDスーパーマルチになっており、ワイヤレスチャージャーは非搭載。基本仕様は「M51AC-JP005S」とほぼ共通。

M51AC-JP007S

「M51AC-JP007S」は、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)のモデル。6月26日より発売し、店頭予想価格は99,800円前後。CPUやインタフェース類は「M51AC-JP005S」とほぼ共通。相違点はメモリがPC3-12800 8GB(最大32GB)、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチ、ワイヤレスチャージャーは非搭載となっている。