茶の湯と現代アートを融合させた展覧会「一品更屋」

東京都渋谷区のhpgrp GALLERY TOKYOにて、6月27日より、茶の湯と現代アートのコラボレーション展「一品更屋(いっぴんさらや)展」が開催される。

作家による作品の展示も

一品更屋とは、更屋蔦左衛門と尾木原暁子によるユニット。現代的に解釈しなおした茶の湯を、展覧会やイベントなどを通して広める「現代茶湯」の活動を行っている。

今回の展覧会では、ギャラリー自体を「現代の茶室」と見たて、茶を飲むという生活習慣を超えた「芸術としての茶」を見せていくもくろみで、作家が手掛けた茶道具や中国茶器、ティーセットなどが展示される。参加作家は、箕浦徹哉、井上絵美子、村山まりあ、宮原夢画、川久保ジョイ、他。

会期は6月27日~7月21日。初日の27日19時~21時にはオープニングレセプションが開催される。また、7月7日、13日、15日にはそれぞれ小堀芙由子、村松宗亮、浦川園実による茶会が予定されている。

7日は13時、14時半、16時、17時半スタートの4回開催。参加費は1,500円(1回につき)。13日は18時半、19時半スタートの2回開催で参加費は2,000円(同上)。

15日の詳細については、hpgrp GALLERY TOKYO 公式サイトやFacebook等で随時発表する。

宮原夢画作「tokonoma-fear」

井上絵美子作「朱い花実