ワコムは、日本のクリエイティブシーンの活性化と未来のクリエイターを支援を目的に、「WIRED」主催のアワード「CREATIVE HACK AWARD 2013」への協賛を決定した。
「CREATIVE HACK AWARD 2013」は、これからの日本のクリエイティブ産業をけん引するクリエイターが、次のステップに踏み出すきっかけを作ることを主たる目的としたもの。クリエイティブ産業の発展と共に製品を進化させてきた同社の取り組みとアワードの趣旨が合致したため、全面的に協力するに至ったとのこと。同アワードの応募テーマは「日本~NEW CREATE OF JAPAN~」。世界のクリエイティブシーンの「いま」と「これから」を見据えた上で、日本から発信する意味がある"新しい"クリエイティヴを表現する作品およびそのコンセプトを募るという。
また、募集はすでに開始されており、締切は8月26日まで。応募部門は「グラフィック(イラストレーション・デザインなどの静止画作品)」、「ムービー(映像・アニメーションなどの動画作品)」の2部門で、両部門ともにアイデアのみの応募も可。応募者の年齢は不問で、社会人、学生といった所属も問わず、グループでの応募もOK。ただし、法人としての応募は不可となっている。同社が美術系の大学・専門学校の学生に向けたプログラム「Wacom Creators Collage Club」の加入校生を対象とした「ワコムスポンサード賞」も用意されている。
なお、最終審査通過者(15名程度を予定)には、国内外のクリエイティブ企業やデザインファームに向けてのピッチセッション(製作者によるプレゼンテーション)の場が提供されるほか、ワコムスポンサード賞の最終審査通過者に対しては、インターンシップの機会が用意されるということだ。