タムロンは、「SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 USD(Model F004)」のソニーマウント用を6月27日に発売すると発表した。希望小売価格は94,500円。
35mm判のフルサイズに対応した90mmの等倍マクロレンズ。すでにキヤノンマウント用とニコンマウント用が発売されていたが、今回ソニーマウント用モデルの発売日が正式決定した。タムロン伝統の焦点距離90mmのマクロレンズで、光学系が刷新され、タムロン独自の超音波モーター「USD」により静粛性が高められている点が特徴。なお、ソニー製のレンズ交換式カメラはボディに手ブレ補正機構が内蔵されているため、本製品には手ブレ補正機能「VC」は搭載されない。
主な仕様は、焦点距離が90mm(35mmフィルム換算)、明るさがF/2.8、最小絞りがF/32。レンズ構成は11群14枚、絞り羽枚数は9枚(円形絞り)、画角は27度2分(フルサイズセンサー搭載一眼カメラでの使用時)、17度37分(APS-Cサイズセンサー搭載一眼カメラでの使用時)。最短撮影距離は0.3m、最大撮影倍率が1:1、ワーキングディスタンスは139mmとなっている。
フィルター径は58mm。丸形フードが付属し、本体サイズは長さ116.5mm(レンズ先端からマウント面まで)、全長122.9mm(レンズ先端から突出部を含むレンズ後端まで)、最大径76.4mm、重量は550g。