ジョニー・デップやアーミー・ハマー、ゴア・ヴァービンスキー監督らが22日(現地時間)、米アナハイムのディズニー・カルフォルニア・アドベンチャー・パークにて開催された映画『ローン・レンジャー』のワールド・プレミアに登場した。

映画『ローン・レンジャー』のワールド・プレミアに登場したジョニー・デップ

同作は、ジョニー・デップ、ゴア・ヴァービンスキー監督、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーといった映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』3部作メンバーが手掛けたアクション・アドベンチャー作品。

この日、トント役のジョニー・デップや、ローン・レンジャー役のアーミー・ハマーをはじめ、ウィリアム・フィクトナー(ブッチ・キャベンディッシュ役)、ルース・ウィルソン(レベッカ・リード役)、ジェリー・ブラッカイマー(プロデューサー)、ゴア・ヴァービンスキー監督らが会場に姿を現すと、世界中から同イベントを観るために集まった約3万人のファンから大きな歓声があがった。丁寧にファンサービスを行うことで知られるジョニー・デップは、この日も約2時間かけて、ファンとのふれあいを楽しんだ。

今回のイベントを皮切りに、同作のワールドツアーに出発するジョニー・デップらスタッフ・キャスト一行。その一環として日本にも立ち寄ることになっており、「僕は日本をとても愛しているよ。残念なことに東京以外はほんとんど行ったことがないんだ。東京は情報やいろんなものが詰まっていて魅了されるね。僕は昔から三島由紀夫のファンでもあるんだ。京都や、もっと田舎のほうにも是非行ってみたいね」とジョニー・デップが来日を楽しみにしている様子をみせると、今年の5月に1度来日しているアーミー・ハマーも「(日本は)人が素晴らしいね、みんな親切でした。文化と歴史もとても興味深いし、日本は大好きな国だよ」とコメント。ほか、6月9日に50歳の誕生日を迎えたジョニー・デップは誕生日当日、「友達と子供たちと一緒に過ごしたよ」と話し、続けて、60歳までにやりたいことを聞かれると「おそらく引退だね。それを目指しているよ(笑)」と衝撃的な展望を口にした。

会場には、実際に劇中に登場した巨大な列車のセットも

7月に来日することが決まっているアーミー・ハマー

少年時代の忌まわしい事件のせいで、復讐に燃える悪霊ハンターのトント。彼は自らの悲願のために、聖なる力によって瀕死の男ジョンを甦らせる。ジョンは法に基づく正義の執行を求め、復讐のために手段を選ばないトントと対立。だが、愛する者を奪われた時、彼は不思議な力を持つ白馬シルバーを従え、マスクをつけた謎のヒーロー"ローン・レンジャー"として、トントと共に巨悪に立ち向かう。

映画『ローン・レンジャー』は、8月2日より全国公開。

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