京都銀行は24日、三井住友信託銀行の信託代理店として「教育資金贈与信託<愛称:孫への想い>」の取り扱いを開始した。
「教育資金贈与信託」は、2013年度税制改正によって新たに創設された制度に基づくもので、祖父母などから孫などへ教育資金を一括贈与した場合に、1500万円を上限として贈与税が非課税となる信託商品。
今後も、顧客の幅広いニーズに応えることができるよう、サービスの向上に努めていくとしている。
商品概要
商品名/教育資金贈与信託 <愛称:孫への想い>
取扱信託銀行/三井住友信託銀行
委託者(贈与する人)/贈与を受ける人の直系尊属(曾祖父母、祖父母、父母など)で教育資金を贈与する個人の顧客
受益者(贈与を受ける人)/孫など教育資金の贈与を受ける30歳未満の個人の顧客
仕組み
30歳未満の孫などへの教育資金として預け入れ、孫などからの払出請求に基づき、教育資金を支払う商品
元本補てんのある金銭信託に預け入れる
預け入れた資金のうち、学校等の教育機関への支払いであれば孫など1人あたり1500万円まで贈与税が課税されない(うち塾などの学校等以外へ支払いは500万円までとなる)
毎年12月末基準で信託財産に関する報告書を送付、信託財産からの払い出し金額や残高について確認できる
申込期間/6月24(月)~2015年12月25日(金)
預入金額/5000円以上1500万円以内(1円単位)。受益者1人あたり申込総額1500万円までの範囲で追加が可能
信託報酬(顧客の費用)/設定時信託報酬:不要。運用信託報酬:信託金を運用した収益から、信託元本と予定配当率に基づき計算して支払う収益金総額などを差し引いた金額