熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します
●「異例! 蒼井優と鈴木浩介が事務所公認の破局発表」【ミヤネ】
昨年5月に交際がはじまり、互いに所属事務所のホームページで認めていただけに、結婚説が有力だった2人。宮根誠司も「結婚や離婚じゃないのに発表なんてあるの?」と驚く。破局発表はブログやツイッターではなく、事務所を通したものであり、しかも3月のことを「今さら明かした」だけに、ますます異例なのだ。井上公造は、「どちらかに次の相手が見つかっているから、先手を打ったのかも」と予想した。「それが誰か?」を調べるのが芸能ジャーナリストの役割では。
●「水道橋博士が生放送でブチ切れ降板。真相は?」【ミヤネ】
『たかじんNOマネー』生放送中にブチ切れて、番組降板宣言した博士。橋下徹大阪市長の「有権者は冷静。小金稼ぎのコメンテーターとは違いますね」という発言にキレたらしい。放送終了5分前に「あの、橋下さん! 『コメンテーターは小金稼ぎだ』って冒頭で言ったので、今日で番組を下させてもらいます。(小金稼ぎとは)違います。3年間ありがとうございました」と勝手にスタジオを去ってしまったのだ。
さらに、口論はツイッター上へ。橋下市長が「『小金稼ぎの』は撤回します。すみませんでした。ただ政治家である僕らは常に責任を負っていることを理解して下さい」と書き込むと、博士は「こちらこそ、すみませんでした。わかりあえないこともわかってください」と返事。さらに、橋下市長が「それと僕の場合には、どれだけ世間から批判を浴びようが、では辞めますとは言えません。コメンテーターの場合にはそれが言えることを博士さんが示してしまいました」と皮肉を吐くと、博士が「『逃げた』は不本意だなあ。かつて本人が(情報番組)の生放送でやったことをやった」とコメント。すかさず橋下市長は「あのときは責任をとって辞めました。しかし今回の博士さんは責任をとったのではなく、批判されて辞めたのですよね。僕の場合と決定的に異なります」と追い打ちをかけた。芸人相手でもお構いなし。相変わらずのケンカ屋だ。
●「蒼井優、今秋に挙式予定だった。一転メールで婚約破棄!」【ミヤネ】
連日に渡る蒼井と鈴木浩介の破局報道。「破局の原因は、蒼井に好きな人ができたから」「実は新居マンションを購入済みだった」という続報が入ってきたのだ。互いの両親にあいさつを済ませるなど、秋の結婚に向けて準備を進めていたが、2月末、鈴木のもとに不幸のメールが届く。その内容は「好きな人ができたから」という蒼井からの婚約破棄だった。
さらに、「鈴木は購入したマンションのローンを月50万円払っている」「来年、恋人役で共演する舞台が決まっている」ドロドロ状態らしい。しかも、鈴木はその新居予定だったマンションに引っ越せずお金だけ払う状態。舞台も鈴木サイドは中止を打診したが、蒼井サイドは「舞台は降りない」と宣言したという。この話が真実なら、蒼井は魔性すぎる。次の作品でどんな顔を見せるのか楽しみだ。
●「日本一有名なシングルマザー・美奈子さんが生出演」【ノンストップ】
先週の特集放送時には、視聴者問い合わせが4000件。「まさに時の人」と紹介され、スタジオに現れたビッグダディ元妻の美奈子さん。まずは子育てについて、「ウソは絶対につかせない」「誰かの前だからって態度を変えたりしない。子どもナメられないように、人前でも本気で怒る」「私1人で頑張るんじゃなくて、『一緒に頑張ろう』だからしんどくない」「転んだとき手を差し伸べると、自分で立ち上がれない子になってしまう」と持論を展開する。
さらに、ここからが彼女の真骨頂。「(復縁は)ゼロではないけど、愛はありません。同じ親として尊敬はしていますが」「(テレビに出る理由は)お話をいただいて、自分にできることを全てやっていきたいと思った」「タレントになろうとは思っていません」「楽観的というか適当なんですよ。『明日何が起こるかわからない』ハプニングを楽しみに生きています」とセキララに語った。現在も1人で6人の子を育てているが、最後に「子どもはできるならもっと欲しい」と笑顔。すでに恋愛モードなのか?!
●「高島ファミリーの今……81歳妻の献身介護」【とくダネ】
高島忠夫82歳、この日のテレビ出演は5年ぶり。うつ発症から15年、さらに糖尿病、心臓病、パーキンソン病も発症し、満身創痍だから仕方がないだろう。高島の日課は、庭の散歩を11往復だが、やはり足取りは不安定だ。一日の大半をテレビやビデオを見て過ごしているという。一方、その夫を支える妻・寿美花代81歳。しかしその姿は1歳差とは思えないほど若々しい。 寿美が仕事で出かけると、「さて、私はどうしたらいいんでしょうかね……」と不安がる高島。一緒にいるときも、寿美は「ずっと横にいると邪魔だから」と気づかい、密かに家の壁を撤去して作ったガラス窓から、そっと見つめている。夫の腕にインスリン注射を打ち、毎食のカロリーコントロールや薬の管理、手足のマッサージも欠かせない。
この日は政宏と政伸の息子2人も帰宅。笑顔で接しつつも、心配そうな顔を見せる。政伸は「オレも(離婚騒動の)あのとき神経をやられて、(うつ病の)パパの気持ちが分かった」と話す。こうして密着VTRを放送できたのも、離婚が成立したからだろう。
小倉智昭は、「ファミリーコンサートのときも楽しそうで……本当にいい家族だから」としんみり。司会者の大先輩として感じるものがあるのか。
●「佐伯日菜子と奥大介、今週中にも離婚成立か」【ミヤネ】
今月6日、妻・佐伯への脅迫容疑で逮捕された元サッカー日本代表の奥。拘留期限が切れる27日までに離婚が成立させる方向という。奥は2006年ごろから佐伯にDVを繰り返していたようで、佐伯が仕事へ行くと何十回も電話をかけ、「浮気してるだろ。子どもをほったらかしにしやがって」とどう喝していたらしい。
さらに、「結婚前から奥は束縛が強烈で、佐伯は仕事もセーブしなければいけない状況だった」という報道もある。……ということは、12年もの長期間、佐伯は束縛やDVに耐えたのか。子どもの親権はもちろん佐伯が持つだろうが、夫婦生活の終わりにしてはあまりに悲しい。
●「三浦春馬&藤木直人が生出演。恋バナとスマイル」【ノンストップ】
ドラマ『ラストシンデレラ』最終回のPRで生出演の2人。主演の篠原涼子を呼ばず、イケメンを並べたところに作品の色が見える。
まず質問は、定番の「肉食系or草食系?」から。三浦は「自分からアプローチすることが多いので肉食系。女性が積極的すぎると引きます」、藤木は「僕は草食系。『受け入れられなかったらどうしよう』と思う」。さらに、実らないと分かっている恋の対処法について、三浦は「しっかり気持ちを伝えてきちんとフラれたい」、藤木は「この歳になって『うまくいかなくても気持ちは伝えなきゃ自分のためにならない』と思うようになった」とさわやかコメント。 ドラマで見せまくっている“細マッチョボディ”の秘けつについて三浦は、「腹筋をして、夜は炭水化物を取らないだけ」と言ってニコリ。男らしいボディとのギャップ狙いで全開スマイルを見せたのならスゴイ。
●「ジョニーデップが衝撃告白。左目が見えない!」【ノンストップ】
雑誌のインタビューで、生後から左目が「ほとんど見えない」状態で、治療も不可能であることを明かしたジョニー。「見えるもの全てが、本当にボヤけて見える。ちゃんとした視力をもったことなんて一度もない」というから衝撃だ。実際、仕事では常に度入りのサングラスやメガネを使っているらしい。
さらにジョニーは、「ハリウッドからの引退を毎日考えている」とコメント。「将来の、ある時点で、自分の人生を生きることに集中するだろう。しっかり自分の人生を生き抜くってことさ」と明かした。常に「最後の作品かも」と思って演じているのか。
●「長澤まさみ、伊勢谷友介、熱愛3か月で同棲か!」【ミヤネ】
14日深夜に目撃されたのは、ワゴン車を運転する伊勢谷と、後部座席の長澤。そのマンションは、家賃40万円台後半、広さ100㎡で、長澤はスウェット姿の目撃情報も多いらしい。 さらに、伊勢谷と恋愛することで、長澤に変化が。女友達と食事をしていたとき、「なんかさ、撮影で意識の低い人って最低じゃね。高い人じゃないと」と熱い役者論を語っていたという。長澤の事務所は「プライベートは任せています」とコメント。今が一番楽しい時期なのかも。
●「米倉涼子、制服はボロボロ。心は新人」【スッキリ】
最終回を控えたドラマ『35歳の高校生』のPRで登場した米倉。その衣裳はやはりミニスカの制服だ。加藤浩次が「もうなじみましたね」と声をかけると、「2着あったんですけど、ボロボロで真っ黒」と笑う。「頑張りました。いろいろイジメられたし、くたびれました。イジメられる役なので現場でもシュンとなっちゃうから」と清々しい表情を見せる。
ここで米倉の芸能生活を振り返るボードが登場し、それを見た加藤から「もう(芸能生活)20年ですって」と声をかけられると、「こんな格好してる場合じゃないんですよ」と苦笑い。さらに、下着をつけずにレオタード姿で大開脚していた姿や、腰をグルグル回すエッチなストレッチをしていること、新人時代から全く態度が変わっていない(当時は失礼だった?)ことを暴露される。最後も、好きなタイプを聞かれて、「さわやかで暗くない人! 肉食系の人がいい!」とむじゃきに即答。何にしても自然体で変わらない人なのだ。もともと熱愛報道の多い人だけに、そろそろ結婚も。
今月から軽部アナを投入し、テコ入れをはかった『アゲるテレビ』。番組冒頭から、暮らしや健康、お金などの生活情報を扱うなど、『ミヤネ屋』の真逆スタンスで勝負しているが、苦境は変わらず。50歳の軽部アナで“パパ目線”を入れたかったのだろうか。しかし、「蝶ネクタイを外した軽部アナなんて……」という声も多い。そもそも早朝の『めざましテレビ』と、午後の『アゲるテレビ』という帯番組2本は激務だ。合い間にきちんと昼寝できているのか、ちょっと心配。
きむら・たかし
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。