JR東日本秋田支社は7月20日、秋田新幹線E3系「R1」編成引退にともなうセレモニーを秋田駅新幹線ホームにて実施する。
E3系「R1編成」は1995年3月に、秋田新幹線用の量産先行車として製造された。他のE3系車両と比べて、ライトの位置や先頭部分の形状が異なることから、鉄道ファンの間では「R1」と呼ばれ、親しまれていたという。同車両の「こまち」としてのラストランは、7月20日の「こまち36号」(秋田駅12時57分発・東京駅17時8分着)。発車に合わせ、12時40分頃から13時頃までセレモニーが行われ、「こまち36号」の乗務員への花束贈呈や、出発合図による発車、スギッチや横断幕による見送りが行われる。
車内では、乗車記念品としてオリジナル記念乗車証や、JAとのタイアップによる「あきたこまち」、樺細工のしおりが乗客に配布される。大曲駅・角館駅・田沢湖駅ではゆるキャラや横断幕による見送りも実施。なお、引退に先立ち、7月10日頃より、秋田県内の新幹線停車駅4駅にて、「R1」編成パネル展も実施する予定だ。