米Appleは、同社が提供するセットトップボックス「Apple TV」に、米Time Warnerの「HBO Go」と米Disneyの「WatchESPN」など5つのプログラムを米国において追加すると発表した。
「HBO Go」「WatchESPN」ともに、iOSにおいて人気の高いアプリで、Apple TVでも大ヒットとなると見込まれている(Appleのサービス担当バイスプレジデント、Eddy Cue氏談)。HBO GOのユーザーはHBOのドラマ、映画、スポーツ、ドキュメンタリーなどの番組を無制限で視聴できるほか、特典映像やメイキングなど、番組の本編以外の映像も楽しむことができる。また、WatchESPNでは、ESPNと関連チャンネルをリアルタイムで視聴することが可能となり、ESPN.comのハイライトシーンやニュース映像など、ESPNがまとめたオンデマンド放送をApple TVユーザー向けに配信する。
上記2プログラムに加え、英国のニュース放送局「Sky News」、日本のアニメなどを提供する動画配信サービス「Crunchyroll」、コンサート映像や音楽ドキュメンタリーをストリーミング配信する「Qello」も新たに追加される。このうち、「Crunchyroll」と「Qello」に関しては日本のユーザーも利用が可能となっている。視聴に際しては新たにリリースされた「Apple TV アップデート 5.3」が必要となる。