KDDI、4G LTE対応の法人向けWindows8タブレット「HP ElitePad 900 for au」

KDDI、沖縄セルラー電話は20日、「4G LTE」に対応したWindows8タブレット「HP ElitePad 900 for au」(日本ヒューレット・パッカード製)を6月中旬から法人向けに販売すると発表した。6月中旬の発売に合わせ、4G LTE対応パソコンのデータ通信が月額5,985円で利用できる新料金プラン「LTE フラット for DATA(m)」の提供を開始する。

「HP ElitePad 900 for au」は、下り最大75Mbpsの高速データ通信が可能な「4G LTE」に対応した10.1インチタブレット。通信面、堅牢性、拡張性の高さ、セキュリティ面の4点に大きな特徴があるビジネス用途に特化したものとなっている。

通信面では、4G LTEエリア外でも3G通信に自動で切替えることができ、公衆無線LANのau Wi-Fi SPOTにも対応、電波環境に応じたネットワークの選択が行える。

またディスプレイには傷がつきにくいCorning Gorilla Glass 2を採用、ボディは1ブロックのアルミニウムから削りだしており、米軍の調達基準「MIL-STD-810G」テストをクリアし、堅牢性も備えている。

拡張性の面では、アクセサリを加えることで性能が向上し機能が拡張する。標準搭載の内蔵バッテリーの駆動時間を延長できる「拡張ジャケット」や「キーボードジャケット」など、用途に合わせた機能拡張が可能な「ジャケットコンセプト」を採用し、様々なワークスタイルの提案が可能だという。

セキュリティ面では、遠隔ロック、USB禁止による情報漏えい対策、アプリの利用制限機能など様々な管理機能が使える「KDDI Smart Mobile Safety Manager」、高セキュリティレベルの通信環境を実現する「KDDI Flex Remote Access」や「CPA」も利用可能となっている。

主な仕様は以下のとおり。OSはWindows 8 Pro(32bit)、ディスプレイは10.1インチワイドWXGA(1280×800ピクセル)、カメラはメインが8メガピクセル、サブが2.1メガピクセル。RAMは2GB、ROMは64GB SSD。microSD/SDHC(最大32GB)に対応。サイズ/重量は、約261×178×9.2mm/約630g。連続使用時間は、JEITAによる測定(WWANオフ)で約12.7時間、動画再生時(WWANオン)が約7.9時間。

料金プランは「LTE フラット for DATA(m)」が新たに加わる。同プランでは、「誰でも割シングル」適用時で月額5,985円、「スマホセット割」を加えて適用すると月額5,005円に、さらに「スマートバリュー for buisiness」を加えて適用することで4,505円で利用できる。

なお、新規契約時に「LTEフラット for DATA (m)」へ加入した人を対象に、最大24カ月間月額525円を割り引くキャンペーンを実施する。期間は8月31日まで。