ワコムは、医療機関向けの液晶ペンタブレットシリーズ3機種を発売する。7月30日より順次発売となり、価格はいずれもオープン。

DTK-2241/Medical

DTH-2242/Medical

ペン入力対応モデルの「DTK-2241/Medical」およびペン/タッチ入力対応モデルの「DTH-2242/Medical」は、21.5型ワイド、フルHD(最大表示解像度1920x1080)ディスプレイを搭載しており、電子カルテへの記入やメディカルスケッチにも十分な書き込みエリアを確保している。また、高品位な表示を実現するIPS(In Plane Switching)液晶パネルを採用しているため、電子カルテだけではなく、ファイリングシステムの画像参照にも適しており、専用モニタを2台用意しなくても、同モデル1台の画面で見ることが可能。どちらも外装には清潔感のあるライトグレーを採用し、医療用手袋をはめたままでも専用ペンで操作できる。

DTU-1031/Medical

電子カルテ用メディカルシェーマ画像集

ドクターカンバス

また、「DTU-1031/Medical」は薄さ14mmのコンパクト設計で、高解像度カラーIPS液晶パネル(最大表示解像度1280x800ドット)ディスプレイを備えたモデル。付属のUSBケーブル(3m)をコンピューターに接続して使用する。受付や診察室のデスクに平置きして利用できるほか、問診票や同意書などへの記入および署名を同機の画面上で行える。加えて、付属の描画ソフトウェア「ドクターカンバス」を使い、シェーマ画像(身体部位の絵図)への注釈やメディカルスケッチを手元で描くことも可能となっている。