米Appleは、Mac OS X用のJavaアップデートを公開した。このアップデートにより、Java SE 6のバージョンが1.6.0_51となり、セキュリティ・信頼性・互換性が向上する。

今回公開されたアップデートは、OS X Lion/Mountain Lion用の「Java for OS X 2013-004」とMac OS X 10.6 Snow Leopard用の「Java for Mac OS X 10.6 Update 16」の2つ。なお、Java 7のアップデートについては、Oracleから最新のセキュリティアップデートとなる「Java 7 Update 25」が公開されている。

今回のアップデートでは、34件の脆弱性の修正が含まれている。バージョン1.6.0_45においては、信頼できないJavaアプレットによって、Javaサンドボックスの外で任意のコードを実行される可能性があり、悪意あるWebページにアクセスすると、制御を奪われる恐れがあった。