一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、Java SE JDK/JREにおいてOracleが提供したアップデータを適用するよう、注意喚起を行った。対象のバージョンには、複数の脆弱性が確認されており、悪意の第三者に任意のコードが実行されるおそれがある。対象となるエディション/バージョンは、以下の通り。




Java SE JDK/JRE 7 Update 21 およびそれ以前
Java SE JDK および JRE 6 Update 45 およびそれ以前

Oracleでは、「Oracle Java SE Critical Patch Update Advisory - June 2013(英文)」を示しており、計40カ所あまりのセキュリティフィックスが行われている。

JPCERT/CCでは、対象バージョンのユーザーはアップデートするように呼びかけている。また、64ビット版Windowsを使用している場合には32/64両方のJDK/JREを確認して適用すること、2013年2月にJava SE 6のサポートは終了しており、使用しているアプリケーションの対応状況を踏まえた上で、Java SE 7へ移行してほしいとしている。

Java SE JDK および JRE 7 Update 25

Java SE Downloads
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
無料Javaのダウンロード (JRE 7、日本語)
https://java.com/ja/download/