ソニーモバイルコミュニケーションズは6月19日、Xperiaなどのスマートフォンで利用できるワイヤレスヘッドセットの新製品「SBH50」「SBH20」「MBH10」を発表した。同社直販サイト「Xperia Store」やソニーの直販サイト「ソニーストア」、全国の家電量販店にて7月中旬より販売する。
3モデルともにNFC(Near Field Communication)機器連携に対応し、ワンタッチで自身のスマートフォンとBluetooth接続し、ワイヤレスで通話や音楽などを楽しめる。
FMチューナー内蔵のハイグレードモデル「SBH50」
SBH50は、音楽や通話、ワンセグなどの音声を高音質なステレオ音声で出力できるハイグレードモデル。着信番号や発信者名、楽曲名、FM周波数、Twitter更新情報などを表示できる有機ELディスプレイを搭載する。
このほか、FMチューナーを内蔵しており単体でFMラジオとして使用可能。幅広い音域の声を拾い、周囲のノイズを最小限に抑える高性能マイクも搭載する。さらに、計2台のスマートフォンの着信待ち受け可能な「マルチポイント」、最大2台までBluetooth機器を接続できる「マルチペアリング」機能も備える。
駆動時間は連続待ち受けが最大460時間、連続通話が最大7.4時間、FMラジオ連続再生が最大10時間。寸法・重量は約58(H)×24(W)×12(D)mm・約16.9g(ヘッドホンは含まず)。
価格はオープン、市場想定価格は約8,000円。
コンパクトデザインの「SBH20」
SBH20は、コンパクトかつスタイリッシュな正方形のデザインが特徴のスレテオヘッドセットで、こちらも音楽、通話、ワンセグの出力が可能。マルチポイントおよびマルチペアリング機能も備える。
このほか、本体正面に大きく押しやすい操作ボタン、側面にスライド式パワーキーを搭載。背面には、ポケットなどに固定するためのクリップが設置されている。
駆動時間は連続待ち受けが最大200時間、連続通話が最大6時間。寸法・重量は約33(H)×33(W)×約12(D)mm・約12.5g(ヘッドホンは含まず)。カラーバリエーションはBlack、White、Pink、Orangeの4色。
価格はオープン、市場想定価格は約5,000円。
モノラルヘッドセット「MBH10」
MBH10は、ノイズリダクションおよびエコーキャンセル機能を備えたモノラルヘッドセット。軽量、スタイリッシュなデザインが特徴で、マルチポイント、マルチペアリングに対応する。
寸法・重量は約54(H)×15(W)×22(D)mm・約9.4g(イヤーフックは含まず)。駆動時間は連続待ち受けが最大360時間、連続通話が最大9時間。モノラルだが音楽再生にも対応しており、この場合の駆動時間は最大6時間となる。
価格はオープン、市場想定価格は約4,000円。
なお3製品ともにBluetooth規格はVer.3.0をサポート。3.5mmステレオミニジャックを搭載する。またヘッドセット本体のほか、密閉型インナーイヤーヘッドホン、イヤーピース(S/M/L)、充電器、microUSBケーブルなどが付属する。