プジョー・シトロエン・ジャポンは7月5日、シトロエンDSラインにオープンモデルの「DS3 CABRIO Sport Chic」を追加し、発売する。同モデルは、「DS3」をベースに、電動ソフトトップを装備しており、レザーシートなど装備も充実している。
同モデルのベースとなっている「DS3」は、個性的なエクステリアが魅力のコンパクトな3ドアハッチバック。オープンモデル化にあたり、そのハッチバックフォルムを崩すことなくルーフ部分のみをソフトトップとし、「シャークフィンデザイン」と呼ばれる特徴的なBピラーもそのまま残された。ルーフは電動でスライドし、後部に折りたたまれるタイプ。ルーフ後部で折りたたまれた状態は「セミオープン」と呼ばれ、そこからさらにリアウインドウがたたまれて開口部が広がりフルオープンとなる。
ルーフは時速120kmで走行中でも開閉でき、開閉に要する時間は16秒とのこと。インテリアはハッチバックモデル同様に広々としており、クラス初の5シーターオープンモデルとなった。しかも、ソフトトップの収納に工夫をこらすことで、容量230リットルの実用的なトランクも確保している。レザーシート、HiFiオーディオ、フルLEDインテリアランプを装備するなど、高級感も高めている。
エンジンは1.6リットルの16バルブDOHCターボで、156PSを発揮。6MTとの組み合わせでスポーティな走行を楽しめる。ボディカラーは4色で、ソフトトップやミラーの色を選んでさまざまなコーディネートを楽しめる「DS3」の特徴も継承している。「DS3 CABRIO Sport Chic」の価格は311万円となっている。