京王電鉄と東京都交通局は6月より、沿線PRの制作物を共同出資で制作し、双方が連携して沿線の街のPRを展開している。京王線と都営新宿線の相互直通運転による利便性をアピールし、街の魅力を再発見することで、双方の沿線の行き来を活発化させるのが目的。

京王線を走る都営新宿線10-300形

京王線・井の頭線の全駅(69駅)と都営地下鉄の全管理駅(101駅)では、双方の沿線の魅力を伝えるB1サイズのポスターも掲出しており、2014年3月までに4種類のポスターを順次掲出する予定。20~30代をターゲット層として選定した、沿線のスポットを紹介するリーフレットも各駅で配布されている。リーフレットの取材・編集は明治大学商学部小川智由ゼミの学生が担当しており、2014年2月までに全2種のリーフレットを制作する予定だ。

東京都交通局公式Facebookページでの情報発信も開始されており、リーフレットで紹介しきれなかった魅力的なスポットや、鉄道会社ならではのスポットなどを掲載していく。Facebookページの更新は週3回程度の予定。