秩父鉄道と西武鉄道が合同で「奥秩父・荒川の源流入川渓谷ハイキング」を企画し、参加者を募集している。
この企画では、「ふだん見られない秩父を歩く」をテーマに、これまであまり訪ねるチャンスのなかった秩父の山や渓谷などをピックアップ。1948(昭和23)年から45年間にわたり、木材運搬に使用されたトロッコ軌道「入川軌道」の廃線跡もコースに含まれる。廃線跡は現在、東京大学演習林となっているため、今回は同大学の許可を得ての入山となる。
ハイキングは7月6日に実施(雨天決行)。10時30分までに三峰口駅で受付を済ませた後、バスで川又に向かい、前田夕暮歌碑、渓流釣場、トロッコ軌道跡、入川取水口、赤沢谷・入川本谷合流などをめぐる。行程は約10kmで、歩行時間は約4時間。参加費はバス代を含めて1,500円。事前予約制で、申込みは秩父鉄道公式サイトにて6月23日まで受け付ける。募集人員は700名で、定員に達し次第締め切る。