日本エイサーは6月18日、OSにWindows 8を採用したタブレット端末の新製品「Iconia W3-810」「Iconia W510D-2」を発表した。

Iconia W3-810

Iconia W3-810は、Windows 8搭載タブレットとしては世界初(同社調べ)となる8.1インチサイズの製品。CPUにデュアルコアのIntel Atom プロセッサーを採用し、ディスプレイサイズは1,280×800ドット。720pの動画を約8時間再生できるバッテリ駆動時間を実現した。このほか、Microsoft Office Home and Business 2013をプリインストールする。仕様の詳細は26日に発表される予定。

Iconia W3-810

店頭予想価格は60,000円前後。2013年夏に発売する予定で、26日より予約を受け付ける。 なお同社では、Iconia W3-810向けの純正オプションも提供する。ラインナップは、Bluetoothキーボード、液晶保護フィルム、保護ケース(ホワイトとダークグレーの2色)となっている。

8.1インチサイズのWindows 8タブレットは世界初だという

オプションとしてBluetoothキーボードを用意

Iconia W510D-2

Iconia W510D-2は、計3つのスタイルで利用することができる製品。通常のタブレットとして利用するほか、キーボードドックを装着することでノートPCのように使用したり、ドックを反転させて閲覧に特化した形状にすることができる。

Iconia W510D-2

ディスプレイサイズは10.1インチ(1,366×768ドット)。CPUはIntel Atom Z2760(1.80GHz)、グラフィックスIntel GMA 3650(CPU内蔵)を採用した。メモリは2GB、ストレージは64GB eMMC。OSはWindows 8 32bitを採用している。

機能面ではフルHD対応のWebカメラ(前面200万画素、背面800万画素)を搭載。通信機能は無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)とBluetooth 4.0+HSをサポートする。インタフェースはMicro USB 2.0、Micro HDMI、マイク入力、ヘッドフォン出力を各1基、キーボードドック装着時はUSB 2.0が1基追加される。micro SDカードスロットも備える。

タブレット本体のみの寸法・重量は約W258.5×D167.5×H8.8mm/580g。キーボードドックを装着した際は約W258.5×D186.5×H9.9mm/1,260gとなる。

店頭予想価格は90,000円前後で、28日より発売する予定。