AKAIは、一般的なリコーダー(サックス準拠)の運指で、初心者でも手軽に演奏などが楽しめるウインドシンセ「EWI4000sw」を発表した。6月27日発売予定で、価格はオープンプライス。
「EWI4000sw」は、運指法をリコーダー(サックス)、トランペット、フルート、オーボエ準拠のものなどに切り替え可能なウインド・シンセサイザー。各種センサーにより音程、音の強弱、ビブラート、ポルタメント、タンギングなど、管楽器独自のニュアンスや奏法を的確に表現し、吹奏楽の初心者から経験者まで、手軽に演奏などを楽しむことができる。
また、本体に音源とエフェクターを内蔵しているため、同製品単体で音色の切り替えやエフェクトの調整を行うことができる。そのほか、同梱のCD-ROMに収録されている音色エディタにより、本体にオリジナルの音色を追加することが可能だ(MIDIインタフェースが別途必要)。
なお、同製品の電源は単3アルカリ電池4本とACアダプタ(別売)に対応し、電池使用時の連続動作時間は約8時間。入出力は、ヘッドホン出力端子とMIDI IN/OUT端子を装備しており、ライブ演奏だけでなく、音楽制作時にはMIDIコントローラーとしても使用することができる。