東海電子は24日、業務において本人確認を必要とする企業を対象に、運転免許証の真贋判定(偽造チェック)が行える「運転免許証チェッカー」を発売する。価格は、本体が29万8,000円(税別)、真贋判定アプリが7万8,000円(税別)で、初期費用合計は37万6,000円。なお、本体の設置費用は別途必要となる。

同商品は、ICチップだけでなく、運転免許証の表面を瞬間的にスキャンして分析する「ハイブリッド式」を特徴としたもの。偽造免許証による犯罪の抑止や、交通関連企業の従業員の不祥事を未然に防ぐことを目的としている。

「運転免許証チェッカー」本体と使用例(イメージ)

対応カードは、運転免許証(ICチップ搭載、非ICチップ搭載)、住民基本台帳カード、在留カード、特別永住者証明書。販売対象業者は、レンタカー店舗、携帯電話ショップ、金融機関、バス・タクシー・トラック会社などを予定している。製造会社は、DNPアイディーシステム。

同社は今後、「1事業所に1台 いつでも運転免許証のチェックが可能」とのコンプライアンス体制を築く新たな提案として、幅広い業種の法人企業へ同商品を提案していくとしている。