NECならびにNECアクセステクニカは17日、WiMAXモバイルルータ「AtermWM3800R」における最新ファームウェアの提供を開始した。2013年6月4日に告知されていたもので、2013年6月17日より更新可能となる。
更新内容は以下の通り。
(1) 操作性の改善
リモート起動ON/OFF設定をディスプレイメニューに追加。従来、リモート起動ON/OFF(利用の有無)は、クイック設定Webから設定していたが、AtermWM3800R本体のディスプレイメニュー(ボタン操作)で設定できるようになる。
(2) 省電力機能の強化
・パワーセーブ通信機能
Wi-Fi通信の省電力強化により、連続動作時間を延長可能。初期値では約8時間だが、本設定によって約10時間となる。ただし、AtermWM3800RのWi-Fi(無線LAN)機能でセカンダリSSIDが使えなくなり、Wi-Fi通信の反応が遅くなる場合があるという。
・ECOタイマー(切り忘れ防止機能)
60分動作後、自動的に休止状態へ移行。クイック設定Webで機能のON/OFFを設定する。
そのほか、Mac OS XでUSB通信を行っているとき、AtermWM3800Rが再起動する場合があるという不具合に対処した。詳細はAtermシリーズの情報サイト「AtermStation」を参照いただきたい。