AKB48の横山由依が調剤事務管理士の資格試験に合格したことが16日、千葉・幕張メッセで行われた同グループの31stシングル「さよならクロール」の劇場盤発売記念握手会で発表された。

調剤事務管理士の資格試験に合格したAKB48の横山由依

横山は、通信教育講座事業を展開しているユーキャンとのコラボレーション企画として今年の1月に保険調剤薬局での事務作業全般を行う調剤事務管理士の資格試験にチャレンジすると宣言。以後、AKB48&NMB48での芸能活動と並行して勉強を続けてきた。

この日、握手会会場に特設されたステージで、メンバーの高橋みなみ、大島優子、島崎遥香が合否通知が入った封筒を持って現れ、遅れて横山も登場。大勢のファンが見守る中、横山は大島から手渡された封筒を自ら開封。中身を確認した後、合格証書を手にとり「キャー!」と歓声を上げ、「AKB48の活動もある中で、皆さんが応援してくれたおかげで、人間できないことはないんだなと思いました。ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べた。

「とりあえず、ホッとしています」という横山は「本当は毎日コツコツ勉強するのがいいのかもしれないけれど、移動中とか新幹線の中だったり、時間のあるときにまとめて勉強したりして、最後はラストスパートで時間をとって勉強しました」と振り返つつ、「AKB48のメンバーでも資格が取れるということが証明できて本当によかったと思いますし、ファンの方々も忙しくて難しいと思ってらっしゃる方々も、これを見て資格に挑戦しようと思ってくれたらうれしいです」と喜びを語った。

また、封筒を渡した大島は「兼任(AKB48とNMB48)でやることもいっぱいあるし、ライブ三昧だったし、覚えることもいっぱいでも、しっかり実を結んでいるので、より一層尊敬に値しますね」と絶賛。島崎も「由衣は努力家と言われてすごくプレッシャーだったと思うんですけど、みんなにわからないところで一生懸命勉強してたので、今回のことを自分のことのようにうれしくて鳥肌が立ちました」と祝福していた。