女優の岩佐真悠子が、石ノ森章太郎の生誕75周年記念映画『009ノ1 THE END OF THE BEGINNING』(9月7日公開)で主演を務めることが14日、明らかになった。
同作は、漫画雑誌『漫画アクション』(双葉社)で1960年代から70年代に連載されていた石ノ森章太郎のSF漫画『009ノ1(ゼロゼロクノイチ)』を原作に、冷戦状態の二国間で活動するサイボーグエージェントのミレーヌ・ホフマンの活躍と葛藤、成長を描いたアクション作品。映画化にあたり、原作の設定やキャラクターを再現しながらも、映画オリジナルのアクションシーンやセクシーシーンなども盛り込まれている。
岩佐が演じるのは、主人公のミレーヌ・ホフマン。2003年にミスマガジンのグランプリでデビューし以降、女優やタレントとして幅広く活躍してきた彼女が、これまでのイメージを覆す役どころと本格アクションに挑んだ。岩佐は、心に迷いを抱えるサイボーグ役として揺れ動く感情を表現。彼女の持つ妖艶さはそのまま、迫力のガンアクションや原作にもある両乳房から放つバストガンなど見どころ満載の内容となっている。
「石ノ森ヒロインに選ばれて正直、プレッシャーが…」と不安を抱えた中で臨んだ岩佐。「私で務まるんだろうかと思いましたが、この先そんな大役任せていただけるかもわからないので、スタッフさんたちの力を信じることに」と明かし、「石ノ森ファンの皆さまの評価はわからないけど、やれて良かったです! 慣れないアクションや寒さなど、大変だったことは多々あったはずですが、今思い返すと楽しい記憶しか残ってません!」と振り返っていた。
監督は、ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊の三大特撮シリーズを手掛けたことでも知られる坂本浩一氏。岩佐のほか、木ノ本嶺浩、長澤奈央、市道真央、緑川静香といった特撮アクション作品で活躍中の役者が集結した。
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