マイクロでも大型ラジエータを2つ内蔵

デザイン性の高さが人気のFractal Designだが、新モデルでは冷却性能も重視。「ARC XL」は、エアフロー、水冷、高性能、カスタマイズ性のバランスに配慮したというフルタワーケースで、24cmサイズの厚いラジエータ(フロント)と36cmサイズの薄いラジエータ(トップ)を内蔵可能となっている。

フロントとトップに2つのラジエータを内蔵可能な「ARC XL」

2つのHDDケージ(3.5インチ×各4台)の向きや位置を、選択できるのが特徴。これにより、フロントにラジエータを設置する場合でも、HDDケージの位置をずらして利用することができる。またHDDケージの1つを取り外せば、グラフィックスカードのためのスペースを最大48cmまで確保することが可能だ。

フロントにラジエータを設置するときは、HDDケージをこの位置に移動

トップには大型の36cmラジエータを設置することが可能だ

そして「ARC Mini R2」はそのマイクロATX版ながら、こちらも2つのラジエータを内蔵可能。ドライブベイを取り外す必要はあるものの、トップに36cmサイズ、フロントに24cmサイズのラジエータを設置できる。

ドライブベイを取り払って、なんとかラジエータを2つ搭載

しかしマザーボードの裏側に2.5インチ×2台を格納できるので問題なし

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