ASUSTeK Computerは14日、チップセットにIntel X79 Expressを搭載したワークステーション向けマザーボード「P9X79-E WS」を発表した。拡張スロットとしてPCI Express 3.0 x16スロットを7基備える。6月15日より販売を開始し、価格はオープン。店頭予想価格は55,000円前後。
CPUコア用の電源回路だけでなく、メモリコントローラとメモリ用の電源回路をデジタル化することで、CPUやメモリ周りのノイズを低減し、メモリへの電力供給に対して詳細な設定が可能となった。
また電力管理用の「EPU(Energy Processing Unit)」とオーバークロック機能を支える「TPU(TurboV Processing Unit)」の2つの制御チップを搭載。専用の制御チップを持たないマザーボードと比べ、電源回路の高度な制御や、システム負荷に応じた電力供給を制御することができるほか、CPUに余計な負荷をかけることなく各種ハードウェアの設定変更が行える。
このほか、高機能ファンコントローラー機能「Fan Xpert+」、SSDをHDDのキャッシュとして使用し高速アクセスを行う「SSD Caching II」、電源ユニットの状態を監視する「ASUS Dr. Power」といった機能を備える。 224
ソケット | LGA2011 |
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チップセット | Intel X79 Express |
メモリ | DDR3-2400(OC) / 2133(OC) / 1866(OC) / 1600 / 1333 / 1066MHz×8 |
拡張スロット | PCIExpress 3.0/2.0 x16×7(x16/x0/x16/x8/x16/x0/x16、x8/x8/x16/x8/x8/x8/x16動作などに対応) |
ストレージ | SATA 6Gb/s×2、SATA 3Gb/s×4(Intel X79)、SATA 6Gb/s×4(Marvell9230)、eSATA 6Gb/s×2(ASMedia) |
ネットワーク | 10BASE-T / 100BASE-TX / 1000BASE-T×2 (Intel i210) |
サウンド | High Definition Audio(Realtek ALC1150) |
フォームファクタ | SSIC EB |
そのほか | USB 3.0×2、USB 2.0×10、オーディオポートなど |
店頭予想価格 | 55,000円前後 |