ローランドは、フレーム・シンクロナイザー(FS)を搭載したビデオ・スキャン・コンバーター「VC-1-SC」を発表した。価格はオープンプライス。

「VC-1-SC」は、フレーム・シンクロナイザーを搭載したアップ/ダウン/クロス/スキャン・コンバーター。イベント、プレゼン、ブロードキャストなど多彩なシーンで活用することができる

同製品は、ロスレス変換が高い評価を得ている同社のミニ・コンバーター「VC-1」シリーズの最新モデル。3G/HD/SD-SDIやHDMIのデジタル信号、RGBやコンポーネント、コンポジットといったアナログ入力信号を任意のビデオ・フォーマットに変換し、3G/HD/SD-SDIまたはHDMIから出力することが可能となっている。

また、多機能なスケーラーを搭載しており、アップ/ダウン/クロス/スキャン・コンバート、フレームレート簡易変換、I/P変換、アスペクト変換などの各種変換を、手軽かつ高画質で行うことができる。加えて、フレーム・シンクロナイザー(FS)を装備しており、オーディオ・エンベデッド/ディエンベデッドにも対応する。なお、同製品の外形寸法は幅150mm×奥行き130mm×高さ30mm、質量500g。本体のほか、ACアダプター、電源コード、ゴム足4個、ローランドユーザー登録カードなどが付属する。