6月12日(現地時間)、MicrosoftはSurfaceシリーズの「システムハードウェアの更新」を公開し、Windows Update経由で適用可能であることを、自社ブログの一つ「Surface Blog」の記事で明らかにした。
6月のアップデートでは、Surface RT向けとして、[Home]ボタンを押した時にスリープ状態から即座に復帰するようにボタンドライバーを改善。タッチ/タイプカバー使用時に[Fn]+[Caps]キーを押すことでファンクションキーを直接利用できるようにするなど、ファームウェアの更新が行われている。また、この変更により利用可能なショートカットキーが増加した。Surface Pro向けは、内蔵/外部カメラの切り替える際の安定性を向上させるため、LifeCamドライバーを更新し、比較的暗い場所での鮮明度を向上させている。
Surface担当ジェネラスマネージャーであるBrian Hall(ブライアン・ホール)氏は、記事内で「この他にもスピーカー音量を増加させ、ゲームやビデオチャット利用環境が向上した」と述べているが、アップデートの履歴をまとめている「Surface RT update history」「Surface Pro update history」の6月分には記載されていなかった。
また、記事ではSurface Pro専用アクセサリ「Ethernetアダプター」を利用することで、Surface ProでもPXE(Preboot Execution Environment)ブートが可能であることを説明している。