秩父鉄道と秩父観光興業は、夏休み特別企画として、今年度末で引退予定の1000系電車(旧国鉄101系)に乗る「さよなら国電リバイバル1000系貸切りツアー」を実施する。
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2013年秋引退予定の秩父鉄道1000系(スカイブルーの1001号とオレンジバーミリオンの1003号) |
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同ツアーは、1000系のスカイブルー(1001号)とオレンジバーミリオン(1003号)を連結した6両編成の貸切電車で行く日帰りの旅。8月17・31日の2日間限定で、熊谷～三峰口間を専用貸切列車で往復し、途中の三峰口駅にて電車のミニ撮影会を実施する。普段は通過する貨物駅・武州原谷駅に約3分間停車する(乗降り不可)ほか、往路の秩父駅では29分間停車。地場産センターでの買い物などが楽しめる。
着席定員制(号車指定の自由席)で、旅行代金は大人4,300円、小児3,280円。特製の「1000系弁当」と乗車証明書、ツアー限定記念品がもれなく付く。定員は8月17・31日ともに248名。7月1日10時より、秩父観光ツアーセンターと秩父鉄道公式サイトにて発売する。
秩父鉄道1000系電車は、1985～1989年にかけて旧国鉄およびJRから元国鉄101系電車を譲り受けた車両。3両1組の編成で、同社の主力車両だった頃には1001号から1012号まで全12編成が在籍した。2009年より順次営業運転を終え、現在残る3編成も1001号は今秋に、1003号と1010号は2014年3月に、それぞれ引退予定とのこと。
