JR東海は18日より、東海道新幹線各駅の公衆無線LANサービスの利用可能エリアを拡大するとともに、在来線のおもな駅にも利用可能エリアを新設する。
現在、東海道新幹線では、N700A・N700系の車内と全17駅のコンコース待合室で、公衆無線LANによるインターネット接続サービスを提供している。18日以降、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪の各駅では、従来のスポットに加えて改札口付近などでも無線LANが使用可能に。利用できるのは、NTTドコモ「docomo Wi-Fi」、ソフトバンクテレコム「BBモバイルポイント」、UQコミュニケーションズ「UQ Wi-Fi」、NTT東日本「フレッツ・スポット」。8月1日以降、NTT西日本「フレッツ・スポット」も使用可能となる。
また、在来線のうち東海道本線・中央本線主要駅の改札口付近にも順次無線LAN(NTTドコモ「docomo Wi-Fi」)が整備される予定。18日には金山、千種、大曽根の各駅で、28日には岐阜駅にて使用可能になる。
これに合わせて、訪日外国人に向けた公衆無線LAN無料サービスも18日よりスタート。東海道新幹線「のぞみ」停車駅(東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪)が対象で、メールアドレスの登録により、事前の契約がなくてもインターネットに接続できる。
対象エリアは新幹線コンコース待合室や新幹線改札口付近など。接続時間は1回30分間だが、何度でも使用可能とのこと。