エリック・クラプトンが、腰痛のため土壇場で2つのライブを中止せざるを得ない状況に追い込まれている。
医師団によって急性の腰椎椎間板ヘルニアの症状があると判断されたエリックは今回、6月11日に予定されていたオーストリアのウィーン公演と12日のドイツ、シュツットガルト公演の2つを中止。これを受けて、エリックの広報担当者は「残念ながら一夜のうちに本当に悪くなってしまいました。エリックはこの2公演を特に楽しみにしていたので、実現できないことをとても残念に思っています」とコメントを残している。
現在、専門医らがエリックにとって適切な治療を検討している段階だという。また、ライブ主催側はすでに代わりの日程を模索しているとのことで、今回中止となった公演のチケットは新しい日程でも有効となり、またはチケットの払い戻しも可能だという。
エリックは現在ヨーロッパツアーを敢行中で、次回のドイツのオーバーハウゼン公演を含めまだ4公演が残っている。今月19日にチェコ、プラハのO2アリーナで欧州ツアーの千秋楽を迎える予定だが、これら今後の日程の開催に関しては現在治療中の医師団の判断に委ねられている。
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