ランボルギーニ・ジャパンはこのほど、2,000台目となる「ランボルギーニ アヴェンタドール LP 700-4」を生産したと発表した。発売以来2年余りでの2,000台到達は、先代モデルである「ムルシエラゴ」の2倍以上の販売ペースとなる。
「アヴェンタドール」は2011年3月のジュネーブショーで発表され、日本では2011年9月から発売された。きわめて軽量なカーボンモノコックのボディに、ハイパワーなV型12気筒エンジンを搭載し、圧倒的なパフォーマンスを誇る。車体番号「2,000」の車両はすでに製造工程を終え、アメリカに送り出されている。AT&T 社のCIO(最高情報責任者)であるタデウス・アロイヨ氏がそのオーナーとなるという。同氏は熱心なランボルギーニファンで、「ガヤルド LP 550-2 スパイダー」も所有しているという。
「アヴェンタドール LP 700-4」は、サンタアガタ・ボロネーゼの工場で生産されており、生産体制は先代のフラッグシップモデルである「ムルシエラゴ」より格段に改善された。「ムルシエラゴ」(2001年発売)は2,000台到達に4年半を要したが、「アヴェンタドール LP 700-4」は1日約5台という生産能力により、わずか2年余りで達成した。
今年、「アヴェンタドール」のラインナップには、史上最高のオープントップ・スポーツカーとの呼び声が高い「アヴェンタドール LP 700-4 ロードスター」が加わる予定となっている。すでに同モデルの予約は予想を上回っており、「アヴェンタドール」全体の納車予約は1年以上先まで埋まっているとのことだ。