ビジネスで必要なマナー、本当にちゃんと知っていますか? 今回は、ビジネスパーソンとしての判断・行動が適切にできるかどうかを判定する「ビジネス実務マナー検定」についてご紹介します。試験日程や合格基準、難易度を確認して、受験に備えましょう。
■ビジネス実務マナー検定とは何か?
ビジネス実務マナー検定とは、ビジネス社会の基本ルール(職場常識)を身に付けているかを問われる検定です。具体的には人間関係やマナー、話し方を理解しているかといった内容になります。出題領域は以下の4つです。
理論:必要とされる資質、企業実務
実技:対人関係、技能
■ビジネス実務マナー検定の概要(内容はいずれも2013年現在のもの)
試験日:年2回
受験資格:特になし
合格基準:「理論」60%以上、「実技」60%以上
出題形式:
【2級~3級】選択問題(マークシート方式)と記述問題
【1級】記述問題 ※筆記試験合格後面接試験あり
参考サイト
■ビジネス実務マナー検定の難易度は?
公式サイトのデータによるとビジネス実務マナー検定の合格率は3級で70%ほど、2級で60%ほど、1級で40%ほどとなっています。公式のテキストも用意されているので、しっかりと勉強すれば合格も可能でしょう。1級の面接試験は、ビジネス的な話し方ができて水準が普通以上、1級合格者としてビジネスの場に適応する態度、動作であることが判断基準となります。
■ビジネス実務マナー検定のメリットは?
ビジネス実務マナー検定は、ビジネスシーンで役立つ実践的なマナーが試されるため、これから就職を目指す人や今の仕事をより効率的に行いたい人、転職やスキルアップを目指す人などにも最適です。特にコミュニケーションの機会の多い業種、職種の人に最適な内容といえるでしょう。この資格があるだけでは就職や高収入を目指すのは難しいので、社会人としての常識として役立てるといいでしょう。