JR東海は7月20日から8月4日までの土日限定で、浜松～御殿場間で臨時急行列車「富士山トレイン371」号を運行する。浜松駅7時40分発・御殿場駅10時33分着と、御殿場駅16時50分発・浜松駅19時49分着の1日1往復。途中、磐田駅、掛川駅、藤枝駅、静岡駅、清水駅、富士駅、沼津駅、岩波駅に停車する。

2012年3月に定期運用を離脱した元「あさぎり」371系

同社ではこれまで、117系による「富士山トレイン117」を2012・2013年の冬に運行し、好評を博した。今回は初めて夏に運行し、2012年3月まで特急「あさぎり」として活躍した371系車両(7両編成)を使用する。

371系は、白地にブルーのラインと、曲面ガラスのスタイリッシュな先頭形状が特徴の特急形車両。窓の大きいワイドビュー車両で、今回の運行でも、世界文化遺産登録で注目される富士山をよりワイドに楽しめる。7両編成のうち2両は2階建て車両で、2階グリーン席から格別な眺望が堪能できるとのこと。

浜松～御殿場間の料金(指定席券含む)は4,080円。グリーン車利用の場合は6,240円。急行券と指定席券またはグリーン券は20日10時より、全国のJRのおもな駅・旅行会社の窓口で発売する。なお、JR東海ツアーズでは、「富士山トレイン371」号への乗車を含む日帰りまたは1泊2日ツアーを発売。日帰りプランは3,100～7,400円の4コース、宿泊プランは1万4,300～2万4,400円の3コースを用意し、13日よりJR東海ツアーズ各支店で取り扱う。