京王電鉄バスグループの5社はこのほど、衝突被害軽減ブレーキを搭載した高速バス車両を導入すると発表した。

京王電鉄グループの高速バス車両(写真はイメージ)

衝突被害軽減ブレーキは、走行中に高精度ミリ波レーダーで前車との車間距離を監視し、前方の車と衝突のおそれがある場合に警報音で注意を促すとともに、衝突の可能性が高いと判断した場合には自動的にブレーキが作動する。順次導入され、2013年度はグループ全体で15両を導入する予定だという。

同グループでは2005年より車間距離警報装置を49両に導入、2011年度にはバスジャック対策として走行中の運転妨害を防止するドライバーズガードを23両に設置するなど、事故防止対策機器の導入に努めている。