ボルボ・カー・ジャパンはこのほど、「V40」シリーズの2014年モデルを発売した。好調な販売を受け、通常より2カ月前倒ししての販売開始とのこと。

「V40 T4 SE」

サイクリスト検知機能が追加された自動ブレーキシステム

今年2月に発売された「V40」は、発売5週間で3,100台以上を受注するなど、きわめて好調な販売を記録している。現在、モデルラインアップも、「T4」「T4 SE」「T5 R-DESIGN」「Cross Country T5 AWD」の4車種に拡充。ボルボでは好調な販売を受けて、改良を施した2014年モデルを、例年より2カ月前倒しして発売することとした。

最も大きな改良点として、自動ブレーキシステム「ヒューマン・セーフティ」(歩行者検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム)がさらに進化し、新たにサイクリスト検知機能が追加されたことが挙げられる。高解像度カメラとレーダーで構成されるセンサーシステムが、車両の前方をモニター。車両と同じ方向を走る自転車が急に自車の進路内に入り、衝突が避けられないと判断した場合には、光と音による警告と同時に自動でフルブレーキを作動させ、追突を回避または軽減するという。

その他、ほとんどの操作をステアリングのコントローラーで行えるドライバーインターフェイス「ボルボ・センサス」と組み合わせる純正HDDナビゲーションシステムを、「V40 T4 SE」では標準装備、「V40 T4」ではオプション設定としている。また、「レザー・パッケージ」を、「V40 T4」にオプション設定した。

価格は、「V40 T4」が269万円、「V40 T4 SE」が329万円、「T5 R-DESIGN」が399万円、「Cross Country T5 AWD」が359万円となっている。