マカフィーは、Google Play上における、いわゆるワンクリック詐欺アプリが、再び活発化しているとして、警鐘を鳴らすとともに、アダルト出会い系サイト詐欺も増加していることをオフィシャルブログで注意喚起している。

同社は、Google Play上でのワンクリック詐欺アプリは、5月中に一時的に中断傾向を見せたものの、再びアップロードが確認されており、4月からの累計で600個のワンクリック詐欺アプリを確認しているとして注意を促している。また、"もうひとつの良く知られた詐欺"として、アダルト出会い系サイト詐欺を行うアプリがGoogle Play上で増加しているとして、ブログ上で詳細な報告を行っている。

同社では、5月以降は毎日のように複数個のアプリがアップロードされており、6月7日の時点で400個以上の悪質な出会い系アプリが公開されており、そのうち約130個を同日時点で存在を確認、ダウンロード数は90,000~310,000回に上るとしている。

悪質な出会い系サービスは、10年以上前から存在しており、Webやメールを使ったものが多かったが、最近ではSNSやメッセージツール、そして新たな経路としてGoogle Play上を使い、ターゲットを狙っているとしている。同社ブログでは悪質な出会い系アプリの例も示してある。