神奈川県横浜市でバネ製造を行う五光発條は、新感覚の金属バネブロック「SpLink(すぷりんく)」の開発のため、クラウドファンディング「zenmono(ゼンモノ)」を活用をはじめた。同サービスを活用することで、製品化のための資金調達、販路開拓支援者などの募集を行う。
同商品は長さが5種類ある密着バネのボーディーパーツと、そのバネを接続するためのジョイントパーツから構成された世界初の金属バネブロック。バネの伸縮性や柔軟性を生かし、従来のおもちゃブロックにはない表現が可能となっているという。ちなみに「SpLink」はSpring(バネ)とLink(つなぐ)の造語。
zenmonoとはモノづくりに特化したクラウドファンディングサービス。メイカーズや町工場が開発した新製品やアイデアに対して、量産を手伝ってくれる町工場、販路を作るマーケティングの専門家、経営アドバイスをしてくれるメンターなどと知り合う機会をもたせ、モノづくりに関わるプロジェクトを共に進めることを目的としている。
募集期間は7月28日の24時まで、それまでに目標支援金額を達成することが目的。全ての支援者にはwebサイトへの名前掲載と、SpLinkオリジナルステッカーの送付が行われ、支援金額に応じて同製品が提供されるとのこと。
同製品は8月に販売予定。価格は、入門セットが2,000円(予定)。