ポルシェ ジャパンはこのほど、全世界での5月の販売台数が1万5,020台に達したことを発表した。前年同月比12.7%の増加で、1~5月の累計では前年比19.1%の増加となっている。ニューモデルが登場した「ボクスター」「ケイマン」が好評であり、「カイエン」も依然として好調な販売を記録している。
ポルシェの5月の販売台数は1万5,020台で、内訳は欧州で5,034台、アジア / 太平洋、アフリカ、中東で5,317台、アメリカで4,669台など。前年同月比は欧州でマイナス2.7%の微減となり、近年注目の市場である中国では5.9%の増加にとどまったが、それ以外のほとんどの地域で10%以上の増加を記録し、とくに米国では37.7%も増加している。
1~5月の累計は6万7,261台で、こちらも米国が1万7,609台、30.9%の増加と、最も増加率が大きい。中国でも1万5,038台で20.4%増と順調な成長を記録している。
モデル別では、「ボクスター」「ケイマン」のニューモデルが世界中で高い需要を見せ、両モデルの5月の販売台数は前年同月の3倍にも達した。ポルシェにとって2番目に大きな市場である中国では、「カイエン」が最も売れたモデルに。
一方、911も好調で、前年同月比12%増となる3,000台を販売した。911は今年で誕生から50周年を迎え、フランクフルトモーターショーにてエクスクルーシブな仕様の限定モデル「911 50th アニバーサリーエディション」が披露される予定となっている。