今ではアメリカ料理の代名詞のように思われている「ketchup(ケチャップ)」、思い浮かべるのはあのトマトのケチャップですが、語源をたどると、何とその発祥の地はアジアで、トマトに限らずソース全般を指したようです。17世紀の文献に中国語kechiap、koechiapやマレー語のkichap、kecapなどの表記が認められており、これがヨーロッパからアメリカへと渡ったようです。