GIGABYTEの出展では、先にマザーボード、グラフィックスカードをまとめて紹介したが、そのほかモバイルPCや入力機器なども出展していた。ユニークな製品を見つけたので紹介しておこう。
「ポイントできないっ!!」をあっさり解決するタブレット
Windows 8タブレットを使っていて、とくに高解像度な製品におけるデスクトップモードで、「うまくポイントできない」「右クリックがうまくいかない」といったイライラが募っていないだろうか。そんなイライラとおさらばできそうなのが「S1185」だ。キーボード脱着式の「Surface」的なスタイルだが、液晶パネルの左にマウスの左右クリックに相当する2つのボタンを、右に光学式のポインティングデバイスを搭載しているのが特徴だ。S1185の液晶パネルはIPS方式で、サイズは11型クラス、フルHD解像度。CPUにはCoreプロセッサを搭載している。
GTX 765M搭載のスリムなゲーミングノート
「P35K」はスリムなゲーミングノートという位置づけの製品。ゲーミングノートと言うと、大型で厚く、重いというイメージが着きまとうが、P35Kは15.6型フルHD IPSディスプレイに第4世代Core i7、GeForce GTX 765Mを組み合わせつつ21mmというスリムなボディを実現している。ストレージも、mSATA×2でRAIDを可能にしつつ、データドライブとして1TB HDDを最大2基搭載できるとしている。光学ドライブもHDD×1基と排他で利用可能。ゲーミングPCらしくバックライトキーボード仕様にもなっているが、これはゲーム用途以外でも活用できそうで、シンプルなデザインと合わせ、幅広いスタイルで利用できそうな製品に仕上がっている。
最新CPUに強力なGPU、mSATA SSD RAIDにHDDも最大2基と、ゲーミングノートとしては十分なスペックを実現しつつ、しかりスリムボディという新ジャンルな製品 |
重厚なゲーミングノートとは一線を画すスリムなデザイン。重量も一般的な15.6型ノートと比べるとかなり軽かった |
ミニディスプレイ付きゲーミングマウス
ゲーミング向けのマウス「Aivia Uranium」は、USBドングルとなる部分にミニディスプレイを搭載したワイヤレスマウス。プロファイル等の切り替えなどを、マウスのホイールで切り替えることができる。ゲーム中に切り替えたい場合など、OS上のユーティリティを呼び出す必要が無いのは便利だ。プロファイル設定は、ミニディスプレイ部に保存できると言う。また、ミニディスプレイ部にはMicro USBケーブルが仕込まれており、ワイヤレスマウスに繋げば、内蔵バッテリーの充電はもちろん有線マウスとしても使える。バッテリーが十分な時には、当然、スマートフォンなどの各種Micro USB充電機器に給電することが可能だ。設定ソフトウェアは同社のゲーミングキーボードとも統合されている。
ミニディスプレイ部下にMicro USBケーブルを収納、マウス前部にMicro USBコネクタを備え、充電したり有線マウスとして利用したりできる |
管理ソフトウェアは同社の他のゲーミング向け入力デバイスと共用 |
デスクトップマウスからエアマウスへ、レーザーポインターも内蔵
ビジネスマンに注目して欲しいのはプレゼンターマウスの新製品「Aivia Neon」。エアマウスとしても使えるグリップ型ボディで、デスクトップマウスからエアマウスへは専用ボタンをダブルクリックして切り替え、その逆はデスク上に置くことで自動的に切り替わる。レーザーポインター機能を備えるほか、画面に直接マークやテキストなどのメモを書き込むための専用ボタンも備えている。エアマウスとしても利用できるため、ワイヤレス仕様だが、本体に収納できるUSBドングルは、本体左側面のフタの内部にある接点に接続すれば充電アダプタを兼ねる。担当者によれば、「必要な機能は全部内蔵した」とのこと。これらマウスに関しては、日本での取り扱いも検討中とされる。