近江鉄道は14日より、西武鉄道新101系を改造した車両900形による運行を開始する。当日は10時頃より彦根駅ホームにて出発式を開催。900形のネーミング披露や車両の説明を行い、くす玉を割ってデビューを祝うという。

西武鉄道新101系を改造した近江鉄道の新型車両900形

出発式終了後、900形を使用する列車は10時35分に彦根駅を発車。デビューヘッドマークを掲出して米原駅まで運行され、米原駅到着は10時45分を予定している。

900形のデビューに合わせ、同日より記念乗車券も発売。八日市~彦根間の片道乗車券で、発売額は690円。近江鉄道の主要駅と近江鉄道ミュージアム鉄道資料館で販売するほか、通信販売も受け付ける。なお、6月15~16日には近江鉄道ミュージアム鉄道資料館を特別開館し、構内で900形見学会を行う。特別開館時は通常100円のこども入場料を無料とする。