※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します
●「中村昌也、生放送で男らしく離婚報告!」【ミヤネ】
レギュラー出演する『PON!』生放送の番組冒頭、「離婚することとなりました。2人で何度も話し合って決めた結果です。別々の道を進むことになりましたが、これからも僕らのことをよろしくお願いします。今後も仕事にまい進して頑張っていきたいと思います」と神妙な表情で話す中村。その語り口は力強く、「僕ら」というところに好感が持てるコメントだった。宮根誠司は、「2人で話し合ったんだね。『慰謝料とか条件面とかはしゃべらないでおこう』という約束事があるんでしょう」と納得顔。
ちなみに、中村が矢口真里に不信感を抱くきっかけとなったのは、新品のベッドカバー。ふだんはなかなか替えないのに、中村が遠方仕事のあとに限って変わっていたらしい。それが本当ならバレて当然だ。
●「山岸舞彩にセクハラ…敏腕プロデューサー更迭」【ノンストップ】
山岸がキャスターを務める『NEWS ZERO』のプロデューサーからセクハラを受けたとされる騒動。「いわゆる“さわっちゃった”わけではないんですか?」と設楽統も興味津々だ。
セクハラの内容は、プロデューサーが山岸に「2人きりで反省会をやろう」と何度も誘う。あるいは、メイクルームや楽屋についてきて居座り続けたというもの。立場を利用したところは、セクハラというよりパワハラに近い気がするが……プロデューサーは更迭されてしまった。
山岸はこのセクハラ報道を「不本意で残念。セクハラという認識はありません」と否定したが、これは当たり前。今後「セクハラされたタレント」というレッテルを貼られるのは困るからだ。
似た立場の山崎夕貴アナは首をひねりながら、「反省会などの食事はしますが、メイクルームにしつこくついてくるのは聞いたことがない」と正直なコメント。他局だから気をつかう必要がないらしい。
●「中島知子が復帰後初の会見。嫌いなリポーターと直接対決」【ミヤネ】
ファッションイベント『第2回 東京ボーイズコレクション』のファッションディレクターに就任した中島。番組は“復帰後初の記者会見”として生中継で大々的に放送された。
「イケメンをコーディネートさせていただけるなんて幸せ極まりない。小さいころから『こういう服着たらいいのに』と服を人に押しつける傾向があったので、ウキウキして仕方ない」と意気込みを語る中島。やはり目は泳いでいる気が……。
『ミヤネ屋』がこの会見に送り込んだのは、洗脳騒動中に中島から番組に電話がかかってきたとき、「中山リポーターが嫌い」と名指しで非難された中山正敏リポーター。しかし、宮根のあと押しを受けた中山リポーターは、イベントの空気を読まずに「ファッションディレクターをやることは同居していた女性に伝えましたか?」「(中島さんは)『僕のことが嫌い』だと電話をいただいたみたいなんですが……」と無謀な質問を連発。何と関係者の制止で、会見を打ち切りにさせてしまった。もちろん中島はノーコメントだ。さらに会見後も再度取材しようとして、関係者に制止される始末。「やっぱり嫌われているかもしれませんね……」と肩を落とす中山リポーターに、宮根が「仲直りは無理ですね」とオチをつけた。こんな茶番もこの番組の魅力だ。
●「女芸人アイドルユニットにMC2人が大ブーイング」【スッキリ】
女芸人のアイドルユニット、『すず from シュガーズ』がデビュー曲『いいことあるかも』を発表した。メンバーは、ハリセンボン、アジアン、まちゃまちゃ、山崎静代、渡辺直美の計7人。ピンクのドレスとリボンをつけてアイドルになりきり、「AKBはライバルではない」と言い放った。CM絡みのユニットと分かっていても、「誰が考えたの? 誰が買うの?」と文句タラタラのテリー伊藤。加藤浩次も、「ウラに“変態フィクサー”がいて糸を引いているよね」と毒を吐きまくる。いかにも吉本らしいお金のにおいプンプンの“セット売り”のユニットだ。
●「北村有起哉と高野志穂が結婚」【ミヤネ】
4年の交際を経ての結婚。北村は、これからは背伸びせず、しっかり地に足をつけて、ゆっくり二人三脚で歩んで参りたいと思っております」とブログで発表した。
宮根は「北村さんは今、注目ですからね」と祝福。北村は、確かにドラマ・映画・舞台に引っ張りダコで、制作スタッフや俳優仲間からの評価が高く、主役を食ってしまうことも少なくない。一方、高野は2002年の朝ドラ『さくら』のヒロインで知られる。話題性は少ないが、正統派俳優同士。こういう結婚がもっとあってもいい。
●「樽美酒研二が家族に爆笑カミングアウト!」【スッキリ】
ゴールデンボンバーの樽美酒が、「オリコン10位以内にランクインした記念にしたこととは?」というクイズを出題した。正解は「ゴールデンボンバーであることを家族に告白した」で、当時の映像を公開するという。
素顔にサングラス姿で、5年ぶりに実家へ帰った樽美酒。おもむろに「パチンコ屋のアルバイトをしていると言ってましたが、あれは全部ウソです」と話し出すと、なぜか家族は爆笑。怒らないのか?! 「バンドをやっとります」と続けると、父が「エ~ッ!」と驚く。さらに「ビジュアル系」と言うと、父は「ビジュアル系って何ぞや?」。さらに樽美酒が「何とオリコン4位!」と伝えると、母が「オリコンって何?」。そこで白塗りメイクをして、再び登場すると……父が樽美酒を指を指して大爆笑! 母は「上手やね、お化粧が」と妙な感心。樽美酒が「30歳になってこういうことやってます」と言うと、母が「2、3年もしたら飽きられるやろ」と笑いながらもバッサリ。家族は樽美酒以上に面白い人たちだったのだ。
●「イ・ビョンホンが結婚。“夢に出てきた”人と」【スッキリ】
相手は女優・イ・ミンジョン。42歳のビョンホンに対して、ミンジョンは31歳と11歳年下になるが、「(彼女とは)共有できるものが多いんです。お互い話題が尽きない」「年の差があるのに彼女は成熟している」と全く問題ないようだ。
出会いから7年。その間、多忙やキャリアの差が原因で破局したこともあったという。しかしその5年後、ビョンホンがアメリカでの撮影中、「ミンジョンが夢の中に現れた」ことから、帰国後に復縁。昨年8月に交際を公表していた。8月10日にソウルのホテルで結婚式をするという。 ビョンホンは、ファンへの手紙で「短い間ながら真実を明かせずにいた事をみなさんのご了承をお願いする前に謝罪いたします」とコメント。“謝罪”はへりくだりすぎの気もするが、ジャニーズもこんな感じで結婚すればいいのかもしれない。
「(夢に現れたなんて)ストーリーがしっかりしている」と加藤浩次。テリー伊藤は「ビョンホンさんは一番好きな韓国スター。女性に媚びないから男性に人気がある」と絶賛していた。
●「エガちゃん、下半身露出で事情聴取」【スッキリ】
先月のDVD発売イベントで、全裸で客席に飛び込み、公然わいせつの疑いに問われた江頭2:50。「パンツを引っ張って肩にかけたら破れた」「いきなり自分から脱ぎ出した」なんて声があるが、真相はいかに。警察から出てきた江頭は、「おさわがせして本当にすみませんでした。まだ事件が終わってないので、コメントは差し控えさせていただきます」といつになく神妙な表情。さらに、女性リポーターから「もう全裸になりませんか?」と聞かれて、少し考えたあと「……失礼します」と立ち去った。これを見たテリー伊藤は、「エガちゃんの持ち味だからね。それなら使うなよ、と。女性リポーターが行ってもしょうがないよね」、加藤浩次も「反省してたけど、本番になったら分かりませんよ」とフォロー。1997年にもトルコでの全裸パフォーマンスで拘束された江頭。もちろん今後に影響はないだろう。
●「新婚の保田圭、矢口とのやり取りを明かす」【スッキリ】
先月29日に結婚したばかりで、「今、ちょっと浮かれちゃって」と言いながら登場した保田。プリンセスのコスプレを披露し、その姿を撮ってダンナに送るという。結婚指輪も見せるなど、幸せアピールに抜かりはない。これを見たはるな愛は、「圭ちゃんはいつ結婚するかオネエ界でも噂だったんですけど、みんな勇気もらいました」と定番の失礼コメント。
さらに保田は、渦中の盟友・矢口真里について、「体調大丈夫?」とメールを送ったら、「心配かけてごめんね」と返信が来たことを明かした。
週末には、「芸能界No.1モテタレント」と言われる芹那が、「小池徹平の自宅通い愛&Tバック丸出し」なんて報道も。芹那は芸人たちから「オレは口説いてないのに、番組で『口説かれた』とウソをつく」と言われるだけに、真相はいかに。2ショットがなかったことに加え、朝ドラ『あまちゃん』出演中で大事な時期の小池はスルーしそうだ。
きむら・たかし
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など