ルノー・ジャポンはこのほど、カングーの内外装をシンプルにした限定車「カングー オーセンティック」を発売した。ブラックバンパーなど装備の簡略化により、MT仕様車は200万円を切る低価格を実現している。
カングーは広い室内空間とユニークなスタイリングを特徴とするモデル。ライフスタイルに合わせてさまざまな使い方ができ、自分だけの個性を主張できるモデルとして人気がある。今回登場した「カングー オーセンティック」は、カングーの基本に立ち返り、内外装をシンプルかつベーシックなデザインとした。
外装は前後のバンパーをはじめ、サイドプロテクションモール、ドアミラー、ドアハンドル、リアコンビランプガーニッシュをあえてブラックとした。装備面でも、エアコンをマニュアルタイプとしている。内装にはダークカーボン色を採用し、新デザインの生地を使用したシートを装備する。ボディカラーは全6色をラインアップする。
こうした変更により、カングーのコンセプトである「LUDOSPACE」(ルドスパス、遊びの空間)がいっそう際立ち、趣味にも仕事にも似合う1台となった。価格はMT仕様が199万8,000円、AT仕様が209万8,000円。合計300台の限定発売となる。