ソフトブレーン・フィールドはクレディセゾンとの共同事業として、2月1日にサービスを開始した購買理由データ提供サービスのデータをもとに、購買理由に関する分析レポートを報告した。今回の分析対象カテゴリーは「子供用 紙おむつ」で、調査期間は4月29日~6月2日。男性157人・女性618人を対象に実施した。
購入する紙おむつ1位は「パンパース」
対象期間内の子供用紙おむつの購入は全体で775レシート。その内上位5ブランドで690レシートで、全体の89.0%を占めた。
ブランド別にみると、1位パンパース(P&G)が189レシート、2位マミーポコ(ユニ・チャーム)が178レシート、3位ムーニー(ユニ・チャーム)が138レシート、4位メリーズ(花王)が96レシート、5位グ~ン(大王製紙)が89レシートで、子供用紙おむつの購入が売れ筋ブランドに集中していることが分かる。
購入場所(業態)は「ドラッグストア・薬局」が52.9%、「総合スーパー、食品スーパー」が23.2%、「ディスカウントショップ、その他専門店」が15.7%、「ホームセンター」が8.1%。日用品の中でも毎日消費される商材であることから、「価格の安さ」や「セール・割引」が行われている業態での購入が多くを占めている。
購入理由を見てみると、「パンパース」では「機能・効果が高い(85.2%)」、「マミーポコ」は「価格がお手頃(89.9%)」、「ムーニー」は「使いやすい(82.6%)」となっている。赤ちゃんの肌に直接触れる商品のため、使いやすく品質の良いものや機能・効果の高いものが支持されている。また、価格の手ごろさを理由に挙げている割合も高い。
リピート購入についての質問では、「今回初めて購入」が8%、「以前に何度か購入している」が35.5%、「いつも購入している」が56.5%。いろいろな商品を試しながらも、安心感から1つのブランドを購入し続ける傾向があるようだ。