最近はガーデニングが趣味と言う方も多いでしょうが、猫が食べてしまうと危険な植物もあるので、猫を飼っている方は室内におく植物にも注意が必要です。以下のものは特に気をつけましょう!
■ユリ科の植物
ユリ科の植物は猫にとって最も危険で、少しかんだだけでも中毒症状を起こし、毒が全身に回れば死にいたります。大切な猫に健康に長生きしてもらうために、ユリ科の植物は絶対に家の中におかないようにしましょう。
ユリ科の主な植物
・スズラン、ユリ、チューリップ、ヒヤシンス
ユリ科の主な食べ物
・たまねぎ、長ネギ、ニンニク
特にユリ科の食べ物は、人間の食べる料理に少量含まれていることが多いので、誤って食べてしまわないように注意しましょう。
■ナス科のソラニンに注意
ソラニンは神経に作用する毒性を持っているため、体の小さな動物が大量に摂取すると非常に危険とされています。ナス科の植物に含まれているので、うっかり口にしないように保管しましょう。
ナス科の主な植物
・ベラドンナ、トマト、ナス
・タバコ
喫煙者が家にいる場合は、吸い殻をそのままにせず、すぐに片付けるようにしましょう。
■猫に害のない植物は少ない?
これ以外にも、猫に危険な植物は多いため注意が必要。通常はニオイで判断して植物の危険性を確かめているので、大人の猫なら誤飲はあまりありません。ただし遊びに夢中になっているときなどは誤って飲み込んでしまうことも。子猫のいる家庭は特に注意が必要です。
猫に害のない主な植物
・猫草、トウモロコシの葉、麦
これらはイネ科に属し、胃腸の働きを助ける効果があります。ペットフードの原料としても使われるため、生で口に入れても大丈夫です。