関東鉄道は常総線の開業100周年を記念し、フォトコンテストの開催など記念事業を実施する。常総線は1913(大正2)年11月1日に取手~下館間で開業。今年で100周年を迎える。

これに合わせてロゴマークも制定されている。開業当初から常総線を走っていた蒸気機関車5号機をもとに、100年間の常総線の歴史をイメージしたデザインに。蒸気機関車の煙突と車輪で、「100」の数字を表現している。

記念事業の一環で開催されるフォトコンテストでは、「常総線」をテーマに作品を募集。車両や駅舎のほか、常総線に関するすべての風景が対象となる。応募の際、カラー・モノクロの4ツ切り(ワイド可)、A4判の単写真プリントの裏面に指定の応募票を貼り付け、送付する必要がある。締切は10月10日(消印有効)。主催者が委託した写真家と、主催関係者で構成する審査委員会で審査の上、入賞作品を選定する。最高賞にあたる「グランプリ」1点には賞金3万円と賞状・記念品を贈呈。その他の賞は、最優秀賞1点(賞金2万円)、優秀賞2点(賞金1万円)、入選5点、佳作10点となっている。11月3日に開催予定の「鉄道の日・車両基地公開イベント」で、入選者の表彰と応募作品によるギャラリー展を行う。

同社ではその他、特設サイト「常総線開業100周年記念サイトを開設。今後実施する記念事業を告知していくという。