キヤノンは6月6日、ミラーレスカメラ「EOS M」用の交換レンズとして、広角ズームレンズ「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」を発表した。7月下旬より発売し、希望小売価格は50,000円(税別)。
EFレンズシリーズとして初となるレンズ収納式の広角ズームレンズ。ショートバックフォーカスの特性を生かしながら、ガラスモールド非球面レンズ2枚とUDレンズ1枚により、中心から周辺領域まで解像感の高い画質を得られる。またコーティングの最適化により、フレアやゴーストの抑制も実現。
動画撮影に適した軽量のフォーカスレンズに、リードスクリュータイプのステッピングモーターによるリアフォーカス機構が採用されており、静かでスムーズなオートフォーカスが可能。シャッター速度3段分の手ブレ補正機構も備える。歩きながらの動画撮影で効果的に手ブレを補正する「ダイナミックIS」も搭載。
主な仕様は、焦点距離が18-35mm(35mm判換算)、最小絞りがF22-F32。レンズ構成は9群12枚(ガラスモールド非球面レンズ×2枚、UDレンズ×1枚)、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、最短撮影距離は0.15m(ズーム全域)、最大撮影倍率は0.3倍(22mm時)となっている。
フィルター径は55mm。本体サイズは最大径が60.9mm、全長が58.2mm(レンズ収納時)、重量は約220g。