6月5日(現地時間)、Microsoftは現在開催中のComputex TAIPEI 2013で、Windows RT向けに「Outlook 2013 RT」を提供すると、Windows担当チーフマーケティングオフィサー兼チーフファイナンシャルオフィサーであるTami Reller(タミ・レラー)氏が発表したことを受け、自社ブログの一つである「Office News」で詳細を発表した。
Outlook 2013 RTは、2013年後半に予定されているWindows 8.1アップデートに含まれる形で提供され、Windows RTユーザーは無償で利用可能になる。シニアマーケティングマネージャーであるChris Schneider(クリス・シュナイダー)氏は、「モルガン・スタンレーの調査では、タブレット型コンピューター購入者の61パーセントは、Microsoft Officeが重要なアプリケーションであると捉えている」と記事内で紹介した。
Office 2013 RTの機能差に関して触れられていないが、既存の制限を踏まえると、マクロやアドインなどはOutlook 2013 RTで利用できないと思われる。また、Word 2013やExcel 2013で制限されていた電子メール送受信機能に影響を及ぼすかは不明だ。